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デザイン保護事例-意匠で保護する飲食業界・外食産業(インスタ映えを保護する)

デザイン保護事例-意匠で保護する飲食業界・外食産業(インスタ映えを保護する)

飲食業界・外食産業の開発者に伝えたい意匠登録事例

日々、飲食業界は集客のためにメニュー開発されていますが、インスタグラム(インスタ)、TikTok(ティックトック)をはじめとするSNSの投稿をみて来店される客も増加しおります。その中でも、各社は、いわゆる「インスタ映え」するような、盛り付け、飾りつけ、メニュー開発が増えてきております。

インスタ映えするようなメニューを考えることにより、消費者がインスタに投稿して、それを見たフォロワーがそのお店に来店し、さらにインスタに投稿して別の消費者を呼び込む、というSNSを活用したマーケティングで集客してるお店が増えております。

SNSを活用したマーケティングをする上でもっとも欠かせないのが料理の見た目です。あまり知られていませんが、その見た目インスタ映え)を知的財産として登録・保護できる方法が存在します。この分野のエキスパートである弁理士の杉浦が、独自のメニューを意匠権で保護する方法をご提案します。

以下一例ですが、インスタ映えするような食べ物を見た目を保護・登録し、他社から模倣されるのを防いでいる例をご紹介します。

目次

  1. 目次

 

1.意匠登録第1668654号 盛り付け 寿司・手巻き寿司   

この意匠は一枚の板の上に手巻き寿司の具材を並べたというシンプルなデザインです。従来は、このような意匠は一意匠一出願に違反するとして登録できませんでしたが、知財高裁の裁判例「容器付冷菓事件」により特許庁の運用が改定され、登録できるようになりました。容器付冷菓事件が出さされて以来、盛り付けを保護するという登録例として画期的なものだと考えます。

板付き寿司の意匠登録寿司の登録意匠

2.意匠登録第1591639号 チキンの飾り付け 

この意匠はとてもユニークな意匠登録です。「ビア缶チキン」という料理が一般的にあるなか、なんとか他店と差別化を図りたいという理由で、インスタであげられやすいようなデザインを施し、それを意匠登録で保護しております。チキンとトレイと飾りからなるところもポイントです。
ビア缶チキンの意匠ビア缶チキンの意匠ビア缶チキンの意匠

 

3.意匠登録第1644681号 串付きソーセージと餅  

 串付きソーセージと餅ということで、串に複数のソーセージを串刺しにし、そのソーセージの周りを餅で覆い、ソースをかけた状態を保護している画期的な意匠登録です。
ソーセージの意匠登録串付きソーセージの餅の意匠

 

4.意匠登録第1644634号 ケーキ  

一見、普通のショートケーキと思いきやその断面のいちごの配置や、天面に配置された白いいちご、ソースのかけかたが特徴で登録されたケーキです。

ショートケーキの意匠ショートケーキの意匠ショートケーキの意匠

 

5.意匠登録第1670845号 菓子 

菓子の意匠菓子の意匠菓子の意匠

 

6.意匠登録第1525126号 螺旋状切欠ポテトピース 

 

7.意匠登録第1552622号 コロッケ

コロッケの保護コロッケの意匠

さらに、飲食業界の・外食産業の保護事例を確認したい方は、以下の資料をご利用ください。

 

→飲食業界の・外食産業の保護事例

 

8.お問い合わせ

インスタ映えの保護についてご相談がある方は、以下のフォームでお気軽にお問い合わせください。